開催のために、ご協力頂いた企業様
バス会社様
例年の夏祭りのように、現地で車の駐車場を確保することができず、又、公共交通機関もなかったため、今回は、シャトルバスを30台用意しました。
主に、地元の企業、それも、被災したバス会社様を中心にお願いしました。その中でも、南三陸から2時間かけて、かけつけて下さった、南三陸観光さんをご紹介致します。
シャトルバスを出して頂いた南三陸観光様について
社屋は全壊現在も跡形も無い状況です。近くの仮設的な車庫でやってるそうです。
(年に1度か2度しかないのですが)震災当日は、たまたま貸切バス13台全車車庫にあり、全車津波に流されました。報道等でよく目にしたと思いますが公民館の屋上にバスが乗っているのを何度か報道され記憶に新しいと思います。たまたまスクールバス等の契約輸送の3台のみが、運行中で難を逃れました。
観光バスが流され、スクールバスが残ったのも何か意味があるのではないかとも考えたそうですが、震災後、公共交通機関は壊滅的な状況で避難住民の移動もままならない状況を見て、これは地域のために残ったバスで何とかしなくてはならないと、社長はじめ従業員が動き出したそうです。
その結果、4月末にはなんとか、台数を19台とし、女川町や燐町のスクールバス等で地域に貢献しています。そのパワーと心意気に感銘してシャトルバスをお願いいたしました。
南三陸から、なんと2時間もかけて、来て頂きました。
地元建設会社様 (ワタケン様、今慶興産様)
会場となる名取市立閖上中学校のグランドは、津波被害を受け、汚泥があり、一般のお客様に来場頂けるような状態ではありませんでしたが、ボランティアでグラウンド整備をして頂きました。
又、ステージ設営や、灯篭流し見学会場の転倒防止ロープの設定などなど、ボランティアでやって頂きました。
四国電飾工芸様(高知県高知市)
震災当日、津波が襲い、沢山の人が亡くなった場所で開催したため、警察より、厳しい安全確保を要請されました。
その中でも頭を悩ませたのは、万が一にも同じ規模の地震、津波が来た時に、来場者をどうやって避難させるかという問題。
灯籠流し、花火は夜間に行うのですが、電気がまったく来ていないので、中学校などの3階や屋上など上の階に行こうにも、階段の明かりを確保しないといけません。
この階段の明かり確保をどうするか、1階から屋上まで、全ての階段と避難経路を明るくするのは至難の業でした。
提灯コードというものを使って、電球をつけるということを考えたのですが、何しろ、必要な長さがまちまちで、ネットで探しても既成のコードはあっても、自由な長さにできるものは見つかりませんでした。
四国電飾工芸様のサイトに出会い、オリジナルな長さの提灯コードを作成していることを知り、問合せをしました。
今回、私達の企画に賛同下さり、ボランティアで提灯コードを作成し、送付して頂けました。又、テント用の提灯コードは無償で貸出をして頂きました。
感謝申し上げます。
(URL
http://www.globe.to/shop/)
パナソニック 仙台工場様
上述の、避難経路用の提灯コード、及び、テントの提灯コードにつける電球、500個を提供頂きました。
その他、学校の最上階の廊下設置したランタン50個をお借りし、更に、このランタン、及び、誘導棒に必要な乾電池をご提供頂きました。
ありがとうございました。
上記の他にも、物資の提供他、企業の皆様のご協力を頂きました。
全てをご紹介できず、申し訳ありません。